今日の朝イチ”会話力アップのスゴ技”の特集。
幸せアップの会話術をいろいろ紹介していましたが
その中の
”子どもの話を聞き出す会話術”は、
納得できる内容で
小さいお子さんのお母さんにも
参考になるお話だったので、
私の経験も交えてご紹介です。
中学生の息子さんと会話が盛り上がらない。
というお母さんのお悩みに答えるのは
ビリギャル本で有名になった塾経営者の坪田先生。
偏差値35のギャルを慶應に合格させたという
ツワモノ。
心理学をベースに子どもと接することによって
成果をあげられているそうです。
心理学好きな私も、読みました。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 [ 坪田信貴 ]
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坪田先生、曰く
子どもとの会話が、続かないのは
お母さんにも、話し方の原因があるかも。
NGとして紹介されたのが
帰ってきた子どもに
・「学校、どうだった?」
・「ダラダラしてないで早く、宿題やっちゃいなさい」
なんて、とってもありがちな言葉がけ。
「学校、どうだった?」
は、オープンクエスチョンといって、
ポイントが広すぎ。
子どもは、何を話せばいいのか、戸惑ってしまいます。
そして、
「ダラダラしてないで早く、宿題やっちゃいなさい」
は、親の不安をぶつけてるだけ。
なんとも、忙しい日常を生きているお母さんには
厳しいお言葉です。
はっきりいって、やるべきことはサッサと終わっておいてほしいものですが・・・。
そこで、坪田先生直伝
子どもの心を開くポイント
★魔法のあいづち
それは
はひふへほの法則
子どもの話を聞くときには
は~・・・(怒った感じのはあーっ!!ではありませんよ)
ふ~ん
へ~
ほ~
(ひ~ は、使わない。らしい)
と、は行で。
そして、子供と話すときには・・・
★心の中で抱きしめるイメージをしてから話す
これだけで、
表情にも、ぐっと柔らかみを帯びて
子どもが話しやすい雰囲気を
作ることができるそうです。
また、
子どもには様々なタイプがあるので、
★子どものタイプによって声掛けを変える。
1:変化を好まないタイプ
何をするか、具体的な事例を明示して
狭いポイントで示す。
2:楽天的なタイプ
明るい未来を伝えて、ヤル気にさせる。
ビリギャルの本読みましたが、
確か、彼女はこのタイプ。
3:堅実タイプ(石橋叩いて進む子)
「一緒に~を確認しようか?」
と、その子の不安を取り除く
言葉がけにする。
詳しくは、こちら
人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書 [ 坪田信貴 ]
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★オウム返しに質問する
子どもの話の中の言葉をオウム返しにして、
あいづちや質問をする。
「○○がきらい!」
「ふ~ん。○○がきらいなんだ~」
心理学では多用されるテクニックですね。
私の心理学の知識によると、確か・・・
オウム返しにすることによって
話を聞いてもらってる。
という気持ちを起こさせやすく、
自分の気持ちを、少し、時間を置くことによって
客観的にみられるようになる。
という理由だったと思います。
そして、母なら、誰もが
陥る迷い・・・・
★褒めてばかりで本当にいいの?💧
坪田先生曰く・・・
褒めていいんです。
全面的に受け入れていいんです。
だそうです。
これから、社会に出れば、必ず
上司など、叱ってくる人がいます。
だから、一人ぐらいは、
どんなことでも、全面的に受け入れてくれる人がいて
いいんです。って。
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最後に私、きんぎょの経験から・・・
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そろそろ、子育ても終わりかと思われる、私ですが、
子育てには、本当に、苦労してきました。
特に、幼児~中一ぐらいまでは、
悩んで悩んで、泣き暮らすこともあるくらい。
そして、たくさんの大人にも出会ってきました。
失敗から、色々、お伝えしたいことはありますが、
あえて、一言だけ。
子どもは、やはり、たくさん、褒められないと、
自己肯定感が育たない。
ということですね。
親が子を愛してる。と、親の愛が子に伝わっている。
とは、恐ろしいほど、
全くのベツモノ。
そして、
親の愛が伝わりにくい子、
愛がザルのように落ちていく子、
が、いるのも事実。
うまく、愛が伝わらない。
そんなときは、やはり、やり方を変えてみるのが
一番の近道だと思います。
そして、少し、話は逸れてしまいますが、
自己肯定感の低い大人は
どんなに取り繕っても、
どんなに人格者のフリをしても
ひょんなことから、露呈してしまいます。
他者への攻撃性に転じる人、多いです。
不満が多いのです。
本人は気づいてないみたいなので、
余計に、気の毒。
子どもには、
やはり、前向きな幸せな人生を送ってほしい。
そのためにも、自己肯定感。
大切です・・・。
先生の言葉:
意志あるところに道は開ける