【保育士試験実技】音楽ピアノミスでもこれさえやれば合格!

【保育士試験実技】音楽ピアノミスでもこれさえやれば合格!
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アラフィフ主婦が、保育士試験の実技音楽ピアノで48点合格で、3カ月一発合格ができました。

この実技音楽記事第2弾では、具体的に、私が試行錯誤しながら

ピアノで合格するポイントを探っていった過程の記事になります。

このポイントができれば、きっとあなたも合格する(はず・・笑)

私のようにピアノブランクのある人や初心者の方が保育士試験実技ピアノに挑戦するなら

練習方法の流れについて書いた実技音楽記事第1弾のこちらの記事も読んでみて下さい。

音楽記事①や③とダブる内容もありますが、是非お付き合いください。

目次

保育士試験筆記合格発表からは2週間しかない

みなさんも、条件は同じなわけですが、筆記試験の合格がわかってから

実技試験日までは、大体2週間くらいですよね。

ピアノ経験者でも、私のようにブランクが長ければ2週間で、自信をつけるのは

なかなか難しいです。

ですから、

筆記試験の合否がわからないうちから、実技の練習をはじめておくのが絶対におススメなのですが

実際、言うは簡単でも、なかなどうして思うようにはいきません。

私の場合、筆記試験の出来の悪さ&勉強疲れから10日間ほどは放心状態。

筆記の合否がわからないのに練習なんて、とてもとてもやる気が出ず・・・・。

嫌々重い腰をあげ、おもむろに行動開始した時には、なんと、実技試験対策の本が入手できず、

大変焦ることとなりました。結局、最後の1点を楽天にて入手できましたが、

これやると、本当に、焦りますので、お気を付けください。

さて、実技ピアノの練習時間ですが、自分の経験から言わせていただくならば、

練習期間のスケジュールは余裕をみてたてた方がよいです。だって、

実技試験は音楽だけではありません。

私の場合は、造形の絵の練習にも手こずりましたので、

特に、ピアノ初心者の方は、筆記合格通知を待たずして、練習してくださいね。

楽譜を転調する?しない?

まずは、音楽①練習方法5ステップも記事に書いたように、

自分の声の高さに合わせて、楽譜を転調をすべきか、止めておくべきかを決めないといけません。

転調の方法がわからない場合は、諦めた方がいいのかもしれませんが、

その年の課題曲によっては、

初心者でも転調が簡単にできる場合もありまし、

逆に、ハ長調に転調して、簡単な楽譜にするという手もあります。

合わない声で無理して歌うのがいいのか、はたまた、

声のキーが合わない程度が大した問題ではないレベルなのか、

その人、その時の状況で判断するしかありません。

私の年の課題は
・かたつむり
・おばけなんてないさ

でした。私がどうしたかというと・・・

「かたつむり」の場合

「かたつむり」の原曲はニ長調。

♯は2つあります。

簡単なレベルにするために黒鍵2つは抵抗がありました。

ピアノ慣れしている人には、笑ってしまうレベルだと思いますが、

音楽①練習方法の記事にも書いたように、少しでも、気をつかうものは

却下です!!

迷わず、ハ長調に転調することを決めました。

黒鍵なしの楽譜づくりにトライです。

「おばけなんてないさ」の場合

「おばけなんてないさ」の原曲はト長調。

♯は1つ。

声の高さも問題なかったですので、黒鍵1つくらいなら「まあ、よし。」としました。

ということで、この曲は転調なしで、オリジナルのまま歌うことにしました。

簡単な楽譜探しが難航

でも、次の楽譜探しが難航しました。

基本、お金はかけない主義なので、ネットから探そうとしたのです

が、

なにやら、著作権の問題で譜面をネットに載せるのはNGらしくて、

なかなか、気に入ったものが見つけられないのです。

ネットで購入する楽譜も見てみたのですが、

前奏にわざわざ、オリジナルのフレーズがついてたりして、
(はっきりいって、すごい、迷惑・・・。)

超ド級のシンプルなものを探している私の希望に沿ったものではありませんでした。

とにかく、ミッションは

簡単、シンプルな楽譜を探せ!でして、

「かたつむり」だけは、ハ長調に転調したもので、なおかつシンプルな前奏

の楽譜を見つけることが出来ました。

ユーチューブで、動画を配信している音楽教室さんで、

著作権の関係で、主旋律は自分で書き込まないと、いけませんでしたが、

無料でダウンロードさせてもらうことができました。ありがとうございます。

楽譜がなければ自分で作る!

結局、「おばけなんてないさ」は、私が探しているような超簡単な楽譜は見つかりませんでした。

本当は、自分では作りたくなかったのですが、あまりにも時間がもったいなかったので

とうとう諦めて、自分で作ることにしました。

「おばけなんてないさ」は、 ♯は1つで声の高さも私にちょうど良かったので、

転調はしませんでしたが、前奏や伴奏は自分で付けました。

自分で作るなんてできないと思われた方もいらっしゃると思いますが、

転調の場合は、ドレミファソで歌い直してみて下さい。意外と簡単に転調できたりします。

そして、楽譜もべつに、五線譜に書かなくてもいけます。

正直、お見せするのも恥ずかしいんですが・・・。

本人さえ、わかれば、どうだっていいんだよ。ということをわかってもらえれば、

気が楽になる方もいらっしゃると思うの、勇気を出してお見せしちゃいましょう・・・。

ジャーン!

試験申し込み時にもらった冊子の楽譜をコピーして、

最初の前奏部分の

主旋律と、伴奏を、カタカナで書いてます。(ププッ)

自分さえわかればいいのです!試験官からは、見えません!!

本当に、ピアノ習ってたの?って思いましたよね?

いえいえ、これは、五線譜、わざわざ書く時間がもったいなかったからですよ。

いや、面倒くさかったから・・・・?・・・いや、書けなかったか?

自分の声に自信を失う

そして、この2週間で、私は、驚愕の事実を知りました。

自分の声が全然出ないのです。

声量もなければ、高い声も出ない・・・。

もう、ヤバいレベル。そして、この情けない声を気にしていると、次はピアノを間違えてしまう。

ううう・・・二重苦・・・。(涙)

毎日毎日、運転しながら、車で叫びました。
(発声の練習のつもり・・・)

高速は、最高の練習場でした。心おきなく大きな声で、練習できました。
(あ・・運転にはくれぐれも、ご注意くださいね。)

試験では、大きな声ばかりを気にする必要はありませんが、

練習の時に大きな声が出なければ、試験本番では間違いなく大きな声は出ないです。

試験本番では、いきなりの一発勝負なので、声の出はよくないはずです。

そのため、歌の練習時には、大きな声出す練習と、いきなり歌う練習を加えてみてください。

歌の練習ポイント

  • 大きな声を出す練習
  • 喉が慣れていない状態からの歌いだしの練習
  • もちろん、ピアノを弾きながら歌いましょう

実際のピアノで声チェック

ひととおり、弾いて歌えるようになったら、本物のピアノでのチェックに入りました。

本番は、グランドピアノ使用だと思いますが、残念ながらグランドピアノを持っている人は

周りにはいませんでしたの、実家のよくありがちな昭和っぽいピアノでチェックです。


恥ずかしいながらも、家族に聞いてもらいましたが・・・

問題点発覚です。

ピアノに声が負けまくり

想定はしていましたが、普通のピアノでこれです。

音響設備のしっかりしたピアノが響く芸術大学の部屋でグランドピアノだったら、

もっとすごいことになるはずです。

ということで、変更した点は2つ。

  • ペダルを踏むことをやめた
  • 左手伴奏の和音を3音から2音に変更

声をかき消す可能性のあるものは、極力排除することにしました。

ただ、あまりにも、子どものピアノ練習ぽくなるのもどうかと思ったのです、

声と被らない前奏と、盛り上がる部分だけは、3音の和音を使ってメリハリを出し、

ペダルは前奏と、最後の締めの部分だけに使うことにしました。

で、試験ではどうだったのかというと、

この作戦は成功したは成功したのですが・・・

試験会場でのグランドピアノの威力はすさまじく、

想定した以上に、まだまだ、声がかき消されそうでした。

あとから思いましたが、

左手伴奏は、単音でもよかったかもしれません。

みなさんも、グランドピアノが防音の部屋に置いてあることを想定して、

自分の声のチェックをを第三者と一緒にやってみてください。

必ず、いい改善ポイントがみつかるはずです。

ピアノでミスしてもこれさえできれば絶対合格

さて、では最後に、

たとえピアノがボロボロだったとしても、これができていれば合格だと

私が信じているポイントについてです。

これさえできれば絶対合格だなんて、すごい自信家の見出しでですが・・・

でも、結構、マジめに思ってます。

じつは、これが、一番大事な合格ポイントだと・・・。

それは・・・

 女 優

になること。(キラキラッ!!)

実技音楽記事第3弾の、ピアノ試験当日の話にも書いていますが、

試験では、結構大勢の方がピアノを間違えていました。

緊張するので、簡単な曲なのに、ミスタッチが多くの方に起きてしまうようです。

で、驚くことに、またまた多くの方が、ピアノの弾きなおしをしていました。

テキストでは、弾きなおしはしないと、何度も書いてあるのにです。

それだけ、緊張は、怖い魔力をもっているということなのですね。

でも、本来、ベテランの保育士だったら、子どもたちが歌っているのに

弾きなおしなんてしませんよね。

試験官は、そういうアクシデント時の対処能力も絶対見ていると思います。

で、さきほどの女優作戦です。

なんだか、突っ込まれそうな気もしますが、

部屋を入るところから、「私は、女優」作戦です。(笑)

演じる役は、ベテラン保育士。モンスターペアレンツだって黙らせます。

ベテラン保育士なら、最初の挨拶から、きっと堂々としていて、試験官の圧にも負けないはず。

ピアノを間違えたって、動じません。

前奏の終わった、歌いだしのところでは、子どもたちが歌いだしやすいように、すてきな笑顔になるかもしれませんね。

歌いだす最初のところから、きっと迫力ある声で、堂々と歌いだすはずです。

みなさんの知っている保護者を安心させてくれる素敵な人気保育士を演じちゃってください。

今まで、練習を重ねてきた、みなさんなら、必ずできます。必要なのは、度胸だけ。

これで、間違いなく、

合格です!


(妄想!洗脳!!大事!!(笑))

減点は大したことじゃない

さて、最後に、わたくしの点数について。

実技試験の音楽の点数は48点です。50点満点の48点です。

自分で言うのもなんですが、すごくないですか?

私、マジですごいって自画自賛しちゃってるんですが、ミスしたところは2つ。

声が裏返ったところと、ピアノのタッチミスです。

ということは、たった、1点ずつの減点ってことなんですよね。

声も、美しく出ないし、ピアノ伴奏も、幼稚園児レベルでした。

でも、そこは、減点されていないのですよ!

歌のうまい下手も、ピアノのレベルも、適当なレベル以上なら合格のようです。

それよりも、きっとどれだけ先生っぽいか、

どれだけ子供を楽しくさせることができるかなのではないでしょうか。

私の場合は、おばさんパワー炸裂で、図太く、ベテラン保育士風に威圧してきたのがよかったってことなんですかね~。

ガハハハハッ!!!!

だから、みなさん、やっぱり、技術も大事ですが女優魂もかなり大事だと思うのですね!

でも、

本番の緊張感のなかで、急に女優魂を発揮しろといわれても、困るでしょうから、

私が日頃の練習時からやっていたこと

  • 気持ちの入れ替えスイッチを押す練習
  • ベテラン保育士になりきっている自分をイメージする練習
  • ベテラン保育士イメージでのロープレ練習

を、ぜひ、やってみてください。

そして、強烈な緊張感のなかでも女優魂を発揮できるように助けてくれるのが、

超絶簡単な楽譜づくりという下準備であることも、頭の片隅に入れておいてくださいね。

まとめ

私が試行錯誤しながら、保育士試験実技音楽のピアノで

合格するポイントを探っていった練習過程と

保育士試験実技で、たとえ音楽のピアノがボロボロだったとしても、

これさえしっかりできていたら、合格すると私が信じていることについてお伝えしました。

  • 楽譜について
  • グランドピアノ対策について
  • 女優魂について

とにかく、楽しく歌ってください。

間違えるのは大した減点にはなりません。

みなさんの合格を祈っています。がんばってくださいね。

実技試験当日の話は、実技音楽記事の第3弾で書いています。よろしければ。


 実技音楽記事①は、初心者でもできる練習方法5ステップについて

音楽の記事①と②を合わせた音楽ピアノ全体の流れについては

よろしければ、ご活用ください。

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