今日は興味深いものを見たので、そちらのお話を。
朝イチで
子ども時代に、いじめを受けたことが
大人になっても、いろんな影響を与える。
という特集をしていました。
大人になっても、いじめ体験が辛くて、
うつ病やパニック障害、摂食障害、
社会不安障害、人間不信に陥ったり。
と、様々な問題を起こしているそうです。
また、
問題が起きて、心療内科に行ってみたら、
忘れていたいじめ問題が
根っこになっていた。ということ多いそうです。
・いじめを受けた子供の心への影響
・いじめられた子供に追い打ちをかける大人の対応とは?
・いじめられた子の親(大人)がすべきこと
・いじめをする子とは?
・いじめ後遺症が人によるのはなぜ?
・いじめに傷ついた心を救う方法
・いじめる子供にしない方法
・自分の子がいじめてる!わかった時の対処法
・イノッチの格言
のテーマでまとめましたので、
ぜひぜひ、
子育て世代、もしくは、子供の保育、教育を志している方々の
心に留めていただけばと思います…。
——いじめを受けた子供の心への影響———-
子どもは、いじめを受けることによって
まず
自責の念を抱くそうです。
何か自分が悪いことをしたんだ
自分が悪いからいじめられるんだ
と・・・。
そして、自責の念を抱くとともに、
自尊感情も低くなってしまう・・・。
いつも、周りからいじめられていれば
いじめが気になって
集中力もなくなる。
すると、成功体験も少なくなり
自分に自信を持つ機会が少なくなるため
自尊感情が育ちにくい。とのこと。
こうして、
自責の念
自尊感情の低さ
を持ちながら大人になっていくのです。
—–いじめられた子供に追い打ちをかける大人の対応とは?—–
いじめられている子どもの
周りの
大人たちの対応が
余計、子どもたちを苦しめるようです。
助けてくれるはずの大人(教師)が
助けてくれなかった。
味方になってくれるはずの
親にも逆に叱責された。
「そんなの気のせいよ。」
「あなたにも悪いところがあるのよ。」
「本当のところはどうなの?」
と・・・・。
これらの言葉は
常識的な親ならば、一度や二度
誰でも言った覚えがあるような言葉です。
これらの言葉は
しつけとしてはいい。
でも、今、困ってる子どもには言うことではない。
今、この瞬間をなんとかしてほしい子供なのだから。
—いじめられた子の親(大人)がすべきこと————
親のすべきことは、
親をやめて、看護婦になる。
ケアをする人になる。
こと。
とても大事なポイント。
いじめを受ける子はそもそも、
・人には優しく
・人に迷惑をかけてはいけない。
と、しつけられている、優しい子が多いそうです。
(常識的なしつけで、素晴らしいはずなのに・・・)
だから、
それが、できてないから、いじめられるのだと・・・。
勘違いしてしまうんですね。
それは違う。
と、心に寄り添うカウンセラーになる気持ちで
接するのが必要なようです。
—-いじめをする子とは?——–
いじめを受ける子が、
優しくて、人の気持ちを察するように育てられてきたのは
わかりました。
では
逆に、いじめをする子は、どんな子なのか?
基本的に攻撃性、支配欲が強いよう。
最初は、友達関係だった
攻撃性の強い子とと受け身性の強い子の関係が
だんだん、固まってきて、
片方が支配的になり、
友達関係の均衡が崩れる。
この関係性が固まってしまうことが問題を起こすようです。
でも、困ったことに、
心の状態だけを見ると、
いじめられた子より、いじめる子の心の
コンディションの方が、より悪いそうです。
(いじめが始まる時のことだと思います。)
アンケートでも、
親の愛情不足のイライラを、弱い子にぶつけていた。
という手紙も読まれていました。
*それはそれ。これはこれ!
いじめる理由にはなりません!!!!
——イギリスの研究結果では————
いじめ後遺症の人の脳は
暴言、虐待により
聴覚野が14%大きく変形することにより
人の声が入りにくくなるそうです。
人の声を聞きたくない!という心理に
関連しているよう。
他にも
前頭前野19%減少
偏桃体も変形
このように、医学的にも
変化を起こしているそう。
癒されにくい心の傷が脳に刻印を押してしまう。
恐ろしいことです。
—–いじめ後遺症が人によるのはなぜ?——-
いじめを受けた時の
心の受け取り方に差があるようです。
自分が悪いからではなく、相手が~だったから。
というように
自分なりに問題解決して、終われていたかどうか。
この、自分なりの問題解決力が
ポイントだそうです。
—-いじめに傷ついた心を救う方法————-
テレビで紹介された事例としては
★あるいじめ体験者が、心療内科で救われた言葉
「あなたは悪くない」
「いじめたほうが悪い」
この言葉で
自分が悪いからいじめられたんじゃない!。
と、感じることができ、
そして
この方は、先生に、文章を褒められて、
自分を肯定できるようになったそうです。
この、褒められ認められた体験で
心から湧き上がるものがあったそう。
こうして、だんだんと、
また、人と接したくなったそうです。
★いじめ模擬裁判
これは、相手はなにが悪かったかを書かせるというもの。
治療プロセスの一つで
プロセスが順番に10あったとしたら
そのうちの3か4あたりのもので、
やる子もいればやらせないに子もいる
診療方法だそうです。
簡単に言うと、
自分の心の中を整理させることが目的。
相手の嫌なところ
どんなことが嫌だったか
どんなふうに、相手を裁きたいか
など
気持の取り出し作業を経て、
解決へ導くそう。
これは、専門的らしいですが、
単純に、
ノートなどに自分の素直な気持ちを
書き出していく。
これでいいようです。
—–いじめる子供にしない方法——————
いじめる子にならないように
日頃から親(大人)が気を付けること。
★人の尊厳をとにかく伝え続ける
この行動は、自分が、されたらどう思うか
この行動をしたら、親に怒られないか?
と日頃から考えるように育てる。
★もしもいじめをを見たら誰かに伝えよと教える
もしも、伝えてきたら
「よく言ったね」とほめる。
★危ない時を見極めよ
子どもはハイテンションのとき、
自分が強くなったと思う。
口調や態度でもわかるはず。
これを見逃してはいけない!
↓
こまってることないか?
友達関係うまくいってるか?
と話を聞く。
長い目で様子を見ない。
すぐ、やれ!
——-自分の子がいじめてる!わかった時の対処法———
すぐに問いたださない!!
先ほどと同じように、
まずは、話を聞いていくこと。
そのためには
日頃からのコミュニケーションが大事
困ってることが言えるようにしておくこと。
——イノッチの格言———————
最後にイノッチがいいこと言ってました。
「親は研究しろ。」
と・・・。
そう。子どもは、みんな、おしゃべりとは限りません。
年頃に、男女差によっても、
波があります。
だから、親は悩むのです。
そして、親だからこそ、話してくれない時もありますね。
親の聞きたいことこそ、言ってくれなかったりします。
また、しゃべっているように見せかけて
大事なことは上手に隠す頭のいい子も多いです。
でも・・・・
あきらめてはいけません。
怠惰になってもいけません。
親は子供を日々研究しましょう。
親は、子どもに命令、支持する前に
まずは、聞くことが日常的に大事にしましょう。
だよね。イノッチ。
アラフィフ保育士資格3カ月独学一発合格
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