アラフィフ主婦が、保育士試験に、独学3か月で一発合格できました。
退化し始めた脳を、無理矢理フル回転させ(実際はできないけど・・・)、
なんとか合格できましたので、その経験が、どなたかのお役にたてれば、うれしいです。
今回の記事は、
保育士試験の保育実習理論には、必ず必ず出題される移調問題についてです。
保育実習理論は点が取りやすい?
保育実習理論は、
数ある科目の中でも、唯一、勉強していても楽しい内容が多くて、
音楽や絵画の理論も、案外、勉強しやすい科目だと思います。
そして、たぶん、みなさんも感じられると思いますが、
一番、点を取りやすい、もしくは、合格しやすい科目なのではないかと思います。
ただ、この、せっかくのおいしい保育実習理論の点を取らせない難敵となるのが、
”移調問題”なのです。
必ず出題される移調問題が、わからない!
移調というのは、簡単に言えば、曲の高さのキーを変更させることなのですが、
保育士試験では、この移調に関連した問題が、必ず、
2~3問は出題されます。
きちんと、音楽教室で習っていたり、バンドを組んでいたりという経験があって、
難なく移調ができる方ならば、逆に、おいしい問題となるのですが、
わからない人にとっては、本当に、ずっとわからない問題となります。(私のことね・・・)
これでも、私、
中学までピアノを習っておりまして、
ピアノの先生から、しつこく、音楽専門の高校への進学を薦められていたぐらいだったのに
・・・移調は出来ません。
かなり、テキストを読んでも、
丁寧に書かれている保育士試験ブログを読んでも、
さ~っぱり理解ができませんでした。
結構、時間を割いて、勉強して、わかったつもりになっても
いざ、過去問を解くと、不正解。
これでは、ラチがあかない・・・。時間がないだぞっ!おいっ!!
・・・で、解決法は?
・・・ということで、私のとった行動は、
”母に電話をかける”
です・・・。ああ、ごめんなさい。皆様からの罵詈雑言が聞こえてきそうです。(涙)
アラフィフになっても、変わらず、勉強は、母親に教えてもらうんですから、笑っちゃいますね~。
さて、
母が教えてくれた方法で、どうなったかというと
なんと・・・
過去問の正答率が、格段に上がりました!!
なので、
その方法を、書いてみたいと思います。
ご了承くださいませ。
その前に、どうしても、ご了承いただきたいのは、
このやり方が本当に、あっているのか、あっていないのか、
定かではない。ということです。
機械的に、表に当てはめていくだけなので、
表さえ、覚えてしまえば、簡単です。
ですから、決まり切った移調の問題では、正解できるかもしれませんが、
理論が必要となる、ひねった問題では、
?となるかもしれません・・・。
まっ、
答えが合ってればいいじゃん!的発想の、
ゆるい方のみ、ご覧ください。
私は、一切、責任は負いませんので、あしからず・・・です。(笑)
(一応、この表で、合格できたとの、うれしいコメントもいただいてますよ。)
移調問題解決表
では、まず最初はここから。
①この曲何調?
を知るには・・・・
その曲の♯や♭の数がいくつあるのかを数えて、下の表に当てはめます。
1表:
例えば、
♯の数が4つ、楽譜についていたのならば、ホ長調。
♭の数が1つ、楽譜についていたのならば、ヘ長調。
本当は、短調も考えないといけないのですが、
どなたかのブログで、童謡は、基本的に明るい、長調の曲ばかりだから、
短調は考えない。と書かれてありました。
この考え方採用するならば、
機械的に、
♯と♭の数を数えて、表に当てはめれば、
曲が、何長調 なのかかがわかります。
1表で、?長調がわかりましたね。
次に、
② ?長調の主音は何?
を知るには・・・・
?を下の表に当てはめます。
2表
例えば、♭1つのヘ長調ならば、主音はファ。
ヘ長調の曲は、ドがファになっている。
ということになります。
この二つの表を頭に叩き込んでおいて問題を解きます。
問題を解く流れ
問題ア:主音を〇度 変えたら、何調?♯や♭の数は?
1:まず、問題どおり、主音を〇度、変えます。
2:変えた後の主音は、何になった?を考えます。
3:変えた後の主音を2表で調べれば、変更後の長調がわかります。
4:変更後の長調がわかれば、1表で♯や♭の数がわかります。
問題イ:△長調に移調しなさい。
1:主音を何度変えればいいのかが、知りたい・・・。ので
2:△長調の主音は何かを、2表で調べる。
3:△長調の主音がわかったので、原曲の主音から、何度移動してるかを数える。
どうでしょうか?
こんな説明でわかっていただけたのでしょうか・・・?
ん~、力不足ですいません・・・。
あと、うそか、ほんとか、わかりませんが
主音は、たいてい、曲の最初の音。
と、母が言ってました。
何回も言いますが、結果に責任はもてませんの、お許しを・・・・。
さて、次はこの表を覚えましょう。
表を語呂合わせで覚えよう!
試験当日に、この表を思い出せなかったら、意味がありませんよね。
でも、
私は、順番が微妙に覚えられなかったので、
苦肉の策ながら、
変な覚え方でなんとか、試験当日まで、もたせました。
その覚え方を、恥ずかしながら、書いておきますね。
表1の覚え方
覚え方・語呂合わせ:
トニイは、ホの口(漢字の口とカタカナのロをかけてます。)で、へ・・と笑う。
最後にハハ!と大笑い。
とりあえず、トニイホロヘ と書いて、最初と最後にハを書き足します。
そのあとに2個ずつ
♯の後ろに嬰を
♭の前のほうには空白を
(ということは、残りすべてに変を)
付け足します。
表2の覚え方
覚え方・語呂合わせ:
ハニーのボケ!トイレは?
長調の主音がわかる表の出来上がりです。
補足:どの音に、♯や♭をつけたらいいのかな?
♯や♭の数が、表1よりわかった後に、
どの音に、♯や♭をつけたらいいのか?を表したものです。
表3
♯ 1 2 3 4 5 6 7
——————————————————–→
ファ ド ソ レ ラ ミ シ
⇦———————————————————-
♭ 7 6 5 4 3 2 1
♯が3つならば、、ファとドとソに
♯がついてるものが、正解。
同じように ♭2つなら
ミとシに♭がついているものが正解。
ということになります。
(滅多に、出てこない問題と思いますが・・・)
表3の覚え方
覚え方・語呂合わせ:
♯や♭の数は、どれ?それら、見して!(カンニング強要の図)
まとめ
保育士試験の移調問題は、
わからない人には、まったく、わかりません。
そんな方々に、少しでもお役に立ててもらえれば、
うれしいです。
そんでもって、くどいようですが・・・
責任はもてませんので、あしからず・・・。(笑)