アラフィフ主婦が保育士試験に独学3か月で一発合格したおすすめテキストや問題集、参考書をお伝えします。
じつは保育士試験は本屋の本だけでも合格ができる安上がりな資格です。
周りのお友達にも、よく聞かれたのですが
保育士資格って、専門の学校を卒業してないとダメなんじゃないの?
って、思っている方がとても多いです。
私も知った時はびっくりだったのですが、独学でも国家試験に合格できて、
就職までできてしまうなんて、なんというコスパ最高の資格なのでしょうか。
私は、保育士資格に興味を持ったみなさんにも、是非、最小の努力と最短の道のりで、
保育士試験合格を勝ち取っていただきたいと思っています。そして、主婦の自立も応援したい。
そのために、私が保育士試験に合格するまでにたどった道のりを
余すところなくご紹介できたらと思っていますので
おすすめテキストだけでなく、保育士試験の勉強をするのなら、知っていて損はない情報、
私が、もっと早く知りたかったと思った情報まで詰め込んでいます。
少し長くなりますが、是非、お付き合いくださいね。
何はともあれ保育士試験テキスト!
テキストをご紹介する前に、少しだけ私のことをお話させていただきます。
なぜ、このテキストを選んだのかの元になることなので、
しばし、お付き合いを・・・。
私が保育士資格を取得しようと思ったのは本当に突然でして・・・。
職場が子どもの教育関係だったので、
同僚や保護者の手前、少しでも自分の武器を増やしておこうと思ったわけで、
単純に、ただの思い付きでした。
でも、思いたったら、吉日。
とにかく、この熱量が覚めぬうちに行動せねば!
とすぐに本屋へGO!しました。
というのも、実は私、あまり情熱が長続きするタイプではなく、
結構、早い段階で、いろいろできない理由を見つけてはあきらめてしまうタイプです。
自分の性格を把握しているぶん、自分を後戻りできなくさせるために
即行動したというわけです。(笑)
先に、ネットで口コミを調べておいて、
目星をつけた本は、この2種類でした。
私が購入したのは「保育士合格テキスト&問題集」ライセンス学院
で、迷った挙句購入しなかったのが
「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」保育士試験対策委員会
どちらも上下2冊セットです。
私の場合、学習期間は正味、3カ月ちょっとでした。
その中には、恐怖の夏休みが入ってくるので、
保育士試験合格のために打ち立てた作戦は(作戦なんて、大したもんじゃないくせに・・・プッ)
”シンプルな内容を完璧に覚えて、必要最低ラインでギリギリで合格する!”
これしか道はないと思いました。
性格的にも飽き性のダメおばさんなので、なんといっても
”モチベーションの維持”
これが一番の難敵で一番の気がかりでした。そして、
「今回、必ずや一発合格しなければ、 モチベーションの維持は困難。 次回での合格は無理!。」
自分のダメさを知っている私は、そんな予感めいた確信がありました。
そのため、本屋でのミッションは
試験勉強への意欲、熱量の持続ができる、わかりやすい本を探せ!
でした。本を選ぶうえで、
私が勉強に飽きないためのポイントにしたのは、このあたりのこと。
- 文字の大きさやフォントが自分の好みか
- 印刷の色が目に優しく、ずっと眺めていられるか
- 余白の感じなど、自分の好みか
- 眠くならないか
とにかく、
自分の好みの本を探せ!欲張りなボリュームは、必要な~し!!
でした。
私が、ライセンス学院の「サクッとわかる保育士合格テキスト&問題集」を選んだ理由は
「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」よりも余白が多くて、
ページにスッキリ感を感じた・・・ような気がしたから。かな?
とにかく、脳みそが年齢からも劣化激しいお年頃ですので
パッと、目に入ってくるイメージが、ある程度、書式に余裕がある方が、
脳にインプットされやすいと思ってなるべく、スッキリ感があるものを探しました。
たくさんギッシリ書いてある方が、詳しそうで、コスパ的にも得した感があるのですが、
今回に関しては、
一生懸命、読まなくてはいけない!覚えなくてはいけない!というプレッシャーを感じないようにと
あえて、途中で嫌になって挫折する原因を排除したつもりなのです。(笑)
こんな、人間で、本当に、試験を乗り切れるのか?って感じですが、
大丈夫、大丈夫。何とか乗り切れましたよ~。(笑)
ちなみに、
余白多めの本は、いろいろ、 メモ書きを書き足すことができるところが
個人的に好きなので、今回も余白多めという点で購入を決めたはずなのに
な・・なんと
結局、勉強していくうちに、
メモする場所が足りなくなる箇所も発生してしまいました。
保育士試験、恐るべし。
まあ、ぶっちゃけ、ほんとにほんとに、
もう一方の、「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」保育士試験対策委員会でもよかったんですよね~。
で、悩んだ2種類のテキストの話には続きがありまして、
じつは、試験会場でわかったことなのですが、なんと・・・
試験会場で多かったテキスト
私が悩んだけど買わなかったもう一つのテキスト
「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」保育士試験対策委員会・・・の方が、
試験会場で持っている人の数が圧倒的に多かったです。そう。圧倒的にです。
びっくりするぐらい、本当に多かった・・・。
年によっても、違うのかもしれませんが私の受験年は、ネットでも、本屋でも、
「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」のほうが
目立つところに置いてあったり、すぐに検索に引っかかったりと、勢いがあったように感じました。
追記:後年になっても、やっぱり「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」の方が、本屋を見ても優勢のような気がします。
実際に、両方を手に取って、中身も随分比較して見比べましたが、両者ともに、ほんとうにほんとうに、
見劣る箇所は、全然、ない!!です。
先ほども書きましたが、
しいていえば・・・
余白に書いてある補足の量が、「福祉教科書 保育士完全合格テキスト」の方が 多いか?・・・な??
そんな程度の印象差です。
私の好みがスッキリしたもので、その方が脳科学的にも、視覚記憶にいいと教えてもらったことがあるので
ま、シンプルさ採用!ってことで、「保育士合格テキスト&問題集」を 買ったわけです。
多分皆さんも、 どちらのテキストも大差がないように感じると思います。
あ、両者のテキストの 名誉のために、付け加えますと、
内容が、どちらが多くて、詳しいのか?というのは全くの謎で、
私が勝手に、スッキリと感じつつも、 実は、同じ内容が詰まってる。という
期待を賭けて「保育士合格テキスト&問題集」を買っただけの話です。(笑)
事実、このテキストの内容だけで一発合格できてますから、はなまるテキストでしたよ。
試験会場で気になったテキスト
じつは、個人的に、試験会場ですごく気になった本があります・・。
試験の時、私の隣の人で、
同じように全科目を受けていた人の中に、いつも、一番くらいに、問題を書き終えて、
途中退席しちゃう人がいました。
私なんて、時間が足りないくらいで、
いつもギリギリまで粘って回答していたのに・・・。(泣)
で、その人が持っていた本が、こちら
たぶん、この方、筆記試験受かってました。
ご参考までに・・・
追記:あとで知りましたが、ヒューマンアカデミー通信講座がこのテキストを採用していました。
必須のサブテキスト
さて、次に、サブテキスト。
私的に、絶対外せないと思う必需本は、 こちらの2冊。
①一問一答系
の問題集と、
②過去問題集 です。
過去問題は、3年分では、少ないように思います。
経験的には、
5年分やって、ギリギリ知識が入って安心できる域に入る。って感じでしたね。
必須は一問一答本
では、
一問一答系のおすすめ本からご紹介しましょう。
私が買った一問一答本は、こちら。
成美堂出版の「ドンドン解ける!保育士一問一答問題集」です。
この本がまじで超オススメなんです~!!
私、はっきり言って、これなしじゃあ、保育士試験合格は考えられませんでした!!
(まわしモノじゃ、ありませんけどね・・・)
実際、人気があるみたいで、試験会場でも、かなり見かけました。
私は、この本のおかげで、
テキスト読んだだけでは、はて?状態だった脳に、知識をインプットできたといっても過言ではありません!
もう一回言います。
ムチャクチャ、おすすめ。(笑)
ここまで断言しておいて、なんなんですが・・・他の、一問一答本は購入してないので知りませんが・・・・。(汗)
ご・・・ごめんなさい・・・。
でもね、
テキスト読んだだけでは、 絶対に頭に入らない内容を、この一問一答本で、定着させることができたんですから
やっぱり、超オススメ!なんですよ。
これも必須、過去問題集
そして、次に必須なのが過去問題集です。
これもめっちゃ、必須なのです!!が、先にお知らせしておきますと、
私の使用していた過去問題集は、現在ではちょっとおすすめとは言い難くなっています。
そのため、過去問題集を選ぶ際のポイントとして、参考にしてもらえたらと思います。
私は、過去問題集は2冊購入しました。最初に買ったのが、「保育士精選過去問題集」
最新版が見つけられなかったのですが、この「保育士精選過去問題集」は、
”精選”とありますが、近々2年あたりの問題を集めてあるようで、
ずっと昔までさかのぼっての過去の選りすぐり問題を集めたワケではなかったです。
それと、私の頃にはちょっと残念な印刷ミスもあったりしたのですが
その残念さを考慮に入れても「保育士精選過去問題集」にはいいところがありました。それは
- 解説の量が多いこと。
- 覚え方のコツが書いてあったこと。
これが初心者の私にはドンピシャでして、ああ、こうやって覚えていくのか~と
勉強の足掛かりを見つけさせてくれた本となったのです。
で、私なりの語呂合わせ記憶法に移行していったわけなのです。
そして、次に、知識が少し入ったあたりで
東京アカデミー「保育士過去問題完全解説」を購入しました。
こちらの本は、もう、廃盤かも?です。
この「保育士過去問題完全解説」の何がいいかって、この本は、問題すべてに解説があったのです。
私の受験した年は、問題すべてに解説が載っている過去問題集はなかったので。(私はそう思っている)
質問ができる通信講座とは違って、なにせ自力ですべてを理解しなくてはいけないので、
問題すべてに解説がついている過去問題集は、初心者には必須だと個人的には思っています。
今は、問題すべてに解説が載っている過去問題集も多そうです。
本屋でリサーチしなおした記事です。よろしければ参考にしてみてください。
保育士試験の中古の本を買うなら
私の経験上、学習が進んでいくと
保育士試験の、いろんな種類の本が欲しくなるけど、値段が結構高い。
なので、中古の本を活用するのもアリだと思ってます。
でも、絶対に気をつけるべきは法令の変更です。
そのため、主軸となるテキストは、最新のものにしてください。
中古の本でもいいと思うのは、
- 導入のときに便利なまとめ系の本
- 過去問題集
- 法令変更がわかっているのなら一問一答系の本
過去問題はネットでも手に入れることができますが、
無知識の人間にとっては、過去問題に説明があるかないかは、とても重要になるので
せめて、過去4期分くらいは、ネットとかではなく解説のついた本で手に入れたいところです。
ある程度の数の過去問題をこなせば、
だいたい、パターンがわかってくるので、そうなれば、説明がなくても問題さえあればOKになることでしょう。
何度も言いますが、
法令変更だけは、きちんと把握したうえでの中古本活用をしてくださいね。
他に私が買ったのは・・・
まとめ本
次は、私が、他に、買った本です。
勉強していくと、段々、人によって、どうしてもわかりにくいポイントが出てきます。
もちろん、私も何か所も、出てきました。
整理して、ポイントだけを、もう少しわかりやすく解説してくれることを
期待して買ったのが、こちらの”まとめ本”系です。
U-CANの保育士まとめてすっきり!よくでるテーマ88(2015年版) [ ユーキャン保育士試験研究会 ] |
こちらも廃盤かもです。
この本は、私が学んだ内容といまいちかみ合わない感じがして、
まだ勉強したての知識がない時の導入本として活用すべきだったなとがっかりしたのですが、
いやいや、テキストと同じシリーズにすればよかったのだと、あとで気づきました。
そうすれば、導入にも使えるし、知識定着のチェックにも使えます。
ということで、まとめ本を買うなら、テキストと同じシリーズのものが、おすすめです。
出版社は同じにすべき?
まとめ本は、テキストと同じシリーズでとお伝えしましたが、
私は、同じシリーズで揃えるのではなくて、様々な出版社の本をわざと購入しています。
理由は、さまざまな問題に触れておくため。一つの出版社に慣れないようにするためです。
例えば、私はテキストを読んだ後に、テキストとは違う出版社の一問一答問題集をやっていたのですが、
この問題、学んでないけど?という問題にぶち当たってます。
保育士試験では、習っていませんけど?という問題が出るのはあるあるなので、
少しでも、いろんな知識に触れておこうと考えて、わざと出版社を変えたのですが、
これは、人それぞれ、好みが出るような気がします。
最後に欲しくなる予想問題
ここまでで、本の購入額は、1万円を超えています。
本当は、これ以上買いたくなかったのですが、試験が近づくごとに、
「予想問題」がどうしても欲しくなります。
たぶん、みなさんも、そうだと思います。
で、予想問題系として、よく名前があがるのが、成美堂出版とユーキャンの予想問題です。
難易度としては「成美堂」>「UーCAN」だそうです。
私は、難しいものをできるようにしなくては!と思ったので、迷うことなく「成美堂」を購入。
ネットでも、よく叫んでる方がいらっしゃいましたが・・・
「成美堂」の予想問題・・・
本当に、難しかったです!!
そして、経験から得た答えは・・・直前にやっては、自信喪失を招く!です。
直前にやると、メンタル的にヤバくなります。(笑)
私のように、直前ではなく、もう少し余裕をもってチャレンジすることを絶対的にオススメします!
じゃないと、追い詰められます。(笑)
そのあたりのことは、こちらの記事にも書いてますのでお暇な時にでも読んでみて下さい。
保育士試験は実技のテキストもいる
私は、筆記試験の結果に自信がなかったので、
実技試験の対策テキストをなかなか購入しませんでした。
筆記試験合格がわかって慌てて買いに走ったのですが、その時には、
本屋にもネットにも、目当ての本がなくて焦りました。(結局、楽天で最後の1冊を購入できましたけどね。)
後期の試験の場合は、特に、人気の本は、早めの購入をおすすめします。
ちなみに、私が探し回った実技対策テキストはこちら保育士実技試験完全攻略です。
私が、造形に受かったのはこの本のおかげ。
この本、安いのにマジ神です。(笑)
実技はこれ1冊以外、買う必要はありません。
早いうちに知っておくといいこと
保育所保育指針
保育士の仕事には必須と言われているものに
保育所保育指針という、保育所の柱になっている指針があります。
保育士試験でも、この保育所保育指針からの出題は滅茶苦茶あるのですが、
テキストによっては、全文が載っていないものも多いです。
私が使用したテキストは全文が載った冊子が付いてきましたが、ない場合は購入する人も多いです。
また、この保育所保育指針の暗記が、恐ろしいほど、難しくて私には地獄の苦しみだったのですが
どうにかこうにか合格するまでこぎつけた過程を書いた人気記事がありますので、
いつか参考にしてもらえたらと思います。
全社協テキストとネット情報
私は知るのが遅かった保育士試験情報として、全社協テキストとネット情報があります。
全社協テキストとは、私は購入しませんでしたが、保育士試験を受ける人が学ぶ正統的テキストのようなものです。
そして、
私が壁にぶち当たった時に、助けてもらったものとして、ネット情報があります。
今は、私の受験時よりもユーチューブ情報も活発なので、自分に合うものも見つけやすいとは思いますが、
私がもしも保育士試験に不合格だったら、次はこれをしようと思っていたものがありますので、
そちらの記事も早い段階で読んでおいてもらうと、良い情報に出会うきっかけになるのではないかと思います。
いつか、保育士試験の学習をはじめたら、読んでみて下さい。
まとめ
3か月で独学合格したテキストと参考書(サブテキスト)についてご紹介しました。
私がこれなくして合格はできないと思うほど、おすすめするテキストは
- メインのテキスト
- 一問一答の本
- 過去問題集
そして、余裕があれば予想問題集
という感じになりました。
過去問題集に関しては、今現在の時点ではおすすめと言い難いので、選ぶ際のポイントだけを参考にしてください。
新しいおすすめテキストは、過去問題集の内容を変えています。
また、
テキストを選ぶ段階のみなさんには、関係ない内容かもしれませんが、
早い段階で知っておいた方がいいと思う情報も詰め込みました。
独学だと、孤独であたりまえの情報も知らなかったりするからです。
必要がなければスルーすればいいだけなので、知っていて損はありません。
私は、保育士試験に挑戦する人を増やしたいし応援したい。主婦も自立してもらいたい。
そんな思いを記事に込めましたので、つい、長くなってしまいました・・・。(汗)
もしも、保育士試験の勉強をはじめられたら、また、読みに来てくださると嬉しいです。
最後になりましたが、私のような完全な独学は自信がないという方は、通信講座もおすすめです。
私は、あの頃は受かる自信もなかったので、お金をかけたくありませんでしたが、
通信講座なら、情報収集に時間をかけずに済んだし、ラクだったなと思うところがありますので、
よければ、こちらの記事も参考にしてみてください。
長い時間お付き合いをいただき、ありがとうございました。